普段は薬に頼らず生活習慣を見直してください

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治療しながら患者さんといろいろな話をします。時々、薬の話をお聞きすることもあります。

今日は患者さんから聞いた薬に関係がある話を3つ紹介します。薬を飲み過ぎていた話と、薬が体に合わなかった話、そして、運動するようになって薬が効き始めた話です。

病気になったりケガをしたとき薬は必要ですが、普段はできるだけ薬に頼らず生活習慣を正しくするのがよいと思います。

風邪薬を飲み続ける

Yさんは70代の女性です。お話を聞くと、市販の風邪薬を毎回3錠ずつ飲んでいるそうです。予防のため、ちょっとおかしいなと思うとすぐに薬を飲んでいたそうです。

そのためいつも100錠入りを購入していました。「きっちり3錠ずつ飲むと最後に1錠だけ余る。そして、無くなってくると不安になるので、薬が少なくなると必ず購入します」とおっしゃっていました。

市販の風邪薬は、病院で処方される風邪薬より効き目が弱いかもしれませんが、それでも飲むときっちり数時間は熱が下がります。それだけ効果があり体に作用しています。頻繁に飲んでいるのはよいことではありません。

そのような飲み方は不必要に身体に負担をかけるので、よく説明して中止していただきました。代わりに、生活習慣を見直して質の良い睡眠を心がけるようにアドバイスしました。以来、風邪はひかなくなったとおっしゃっています。

昔から、「風邪に効く薬はなし。風邪は寝て治せ」と言われています。

薬を使わなくてもよい場合、使わなければならない場合をしっかり区別することが大事です。

神経痛の薬が合わなかった

長く来院されているHさんは80代の女性です。10年前に、帯状疱疹を背中に発症しました。しかし、初期の対応が遅れて今も神経痛に悩まされています。

最近、たまたま病院を変えた時に、神経痛の話をされて薬を処方されました。その薬は長く飲み続けないと効果が出ないと説明され、Hさんはよくなりたい一心で飲んでいました。

ところが、ある日来院された時に、左腕の肘から下にこわばり感と痛みを訴えました。長い間来院されていて、Hさんの腕の不調は初めてのことでした。

原因を探って行くと、痛みにつながるような身体のこりは見当たりません。それで話を聞かせていただくと、新しく処方された神経痛の薬のことを知りました。

ひょっとして副作用でこわばり感と痛みが出たのではないかと思い、病院でその薬について相談するようにアドバイスしました。

その後、薬は中止されたようで、こわばり感と痛みは出なくなりました。

リウマチの薬がなかなか効かなかったが、運動するようになったら効くようになった話

長く来院されているKさんは40代の女性です。ある日、関節の痛みを訴えました。普通は一カ所痛むものなのですが、同時に両足首、手首の関節に出ました。

今まで、痛みを感じたことがない場所でしかも数ヶ所同時だったので、リウマチを疑いました。それで、リウマチ専門医の受診をお勧めしました。その結果、やはりリウマチと診断され、薬での治療が始まりました。

Kさんの場合、仕事柄、睡眠食事が不規則で、甘い物、肉類、乳製品の摂取が大変に多く、それが発症につながったのではないかと思います。

その後食生活を見直し、肉類、乳製品、甘い物を控えて、薬を飲んで痛みがおさまるように生活していましたが、なかなかリウマチ因子の数値が下がりませんでした。

最近、軽い運動を週1回始められたようです。見た目にもダイエットの効果が出始めています。そして、何よりも今まで下がらなかったリウマチ因子の数値がかなり下がりました。

ご本人は、なんだか分からないが数値が下がったと言ってましたが、軽い運動をすることにより数値が良くなった例だと思います。

薬と上手につき合いましょう

薬について3つ話を紹介しました。どう思われましたか?

市販の薬をなんとなく飲み続けているのはよくないことです。薬には何らかの作用が必ずありますが、人によって副作用(?)のような反応が出たり、なかなか効き目が現れなかったのが運動を始めたら効くようになったりずいぶん差があるものだと思います。

しかし、大きな病気やケガをしたとき、薬を使わなければ早くよくならないことがたくさんあります。たとえば、痛みがひどく、どうしても寝られない時には、鎮痛剤を使用して痛みを抑えて回復を待つことも必要です。

とはいうものの、薬は食べ物と違って、体には本来不要なものです。普段、必要がなければ薬を使わないと思うことが大切だと思います。

まず、自分で体を整えましょう。

自分でできることをまずしましょう

当院に来られる患者さんの中には、正しい食生活、適度な運動、質の良い睡眠をとることで、血圧、コレステロールの数値を薬に頼らずに改善した方もいらっしゃいます。

まず、これら生活習慣を見直して、自分の体の調子を自分で整えることを考えてください。バランスのよい食事、定期的に体を動かすこと、そして、日付が変わる前に寝て、ぐっすり眠ることが必要です。

乱れた生活を整えることで、体の調子もよくなって行きます。

健康な身体作りをお手伝いいたします。どうぞ治療院よしぐちまでご相談、お電話ください。お待ちしています。

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