側湾症の方、整体を受けていただくと楽になります

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当院に来られる方に側湾症の方が意外と多いです。側湾症は、左右に背骨が曲がり、脊椎のねじれ(回旋)を伴います。肩こりや背中の痛み、腰痛の原因になります。側湾症を自覚している方の中には、こりや痛みを仕方がないこととしてがまんしている方がいるかもしれません。側湾症はなおりませんが、骨の周囲の筋肉をマッサージでゆるめると、日常生活が楽に過ごせるようになります。

側湾症の方、整体を受けていただくと楽になります

当院に来られる方の中には、側弯症の方が意外と多いです。自覚している方もそうでない方もいらっしゃいます。側湾症の多くは、背中のあたりの背骨がねじれを伴い、右か左に曲がっています。そのためバランスが崩れて肩こりや背中の痛み、腰痛の原因になります。

肩こりや背中の痛み腰痛を仕方がないとあきらめないで

ご自分の側湾症を自覚している方の中には、肩こりや背中の痛み、腰痛は仕方がないものだとあきらめている方がいらっしゃるかもしれません。

当院の整体は、骨の周囲の筋肉を入念なマッサージでほぐし、ゆるめ、骨が本来の位置に戻るお手伝いをしています。

側湾症自体は治るものではありませんが、曲がりによって引っ張られて硬くなった筋肉をほぐすことで、肩こりや背中の痛み、腰痛を緩和し、また予防していくことができます。それを知っていただきたくてこの記事を書きました。

側弯症とは

側湾症(脊椎側湾症)を背骨の模型を使って説明します。

身体を正面から見たときに、左右に背骨が曲がっています。さらに、脊椎のねじれ(回旋)を伴います。この状態のまま、戻らなくなったのを側湾症といいます。下の写真を見ていただくとおわかりになりますが、脊椎のねじれ(回旋)があると、左右の骨盤が歪んで高さに違いが出てきます。こうなると、肩こりや背中の痛み、腰痛の原因にもなります。

もっと詳しくお知りになりたい方は、日本側湾症学会の側弯症とはを読むとよくおわかりなると思います。

原因の分からない突発性側湾症

側湾症の中で、原因のわからない突発性側弯症が80~85%を占めるといわれています。当院にはご家族で来院される方が多くご両親のどちらかが側弯症の場合、お子さんが側湾症になる確率は高くなっています。

骨格は遺伝します

骨格は遺伝しますので、必然的に骨格に着く筋肉の質も付き方も同じですので、遺伝で側弯症になっていると思っています。隔世遺伝もありますので、ご両親が側湾症でなくても、ご家族に側湾症の方がいて小いさお子さんがいましたら、医療機関で診てもらってください。経過観察など注意が必要になるでしょう。

一時的な側湾状態になることもあります

一時的に背骨がねじれて側湾症のような状態になることがあります。何らかの原因により側湾になった状態ですが、筋肉のこりによることが多いです。

たとえば、背中のこりが強くなると筋肉が収縮して硬くなり、骨が引っ張られて、一時的な側湾状態になります。この場合は、背中のこりを早い段階で取り除き、身体のバランスを整えて行けば、背骨の曲がりもなおってきますので側弯症にまでにはなりません。

残念ながら側湾症は治りません

上で書いた筋肉のこりによる一時的な側湾を除き、残念ながら曲がってしまった骨はもとに戻ることはありません。大人の方は筋肉が固まってしまっているので、治ることは難しいと思います。

しかし、筋肉のこりを取り除ければ、身体は楽になります。

成長期のお子さんであれば、身体全体の筋肉のこりを取り除きバランスを取ることで、進行を止めることも可能になると思います。また、ある程度の改善をした18才の青年の症例も当院にはあります。

当院の症例

側湾症の方の事例を2つご紹介します。

60代 女性 Aさん

側湾症のため肩こり背中の張りが強い方です。2週間から3週間に一度、定期的に通って来ていただいています。

背骨の曲がりは大きくはないのですが、仕事で忙しくなるとたちまち背中が張ってきます。うつ伏せでベッドに寝てもらいますと、側湾のため大きく左側の背中の筋肉が盛り上がって、ガチガチになって指がはじかれます。

それにともない、肩、首、腰と筋肉は硬くなり大変辛い思いをしています。ここまで硬くなるとマッサージで背中を中心にゆるめますが、思うようにほぐれません。しかし、強い力では決して施術をしません。

このような場合、特に首と肩の筋肉をほぐしていくと、背中の緊張もとれ、盛り上がった筋肉もほぐれて右側と変わりなくなり身体も楽になり、最後は寝息をたててくれることもあります。

側湾症の場合、脊椎が曲がっていますので背骨をまっすぐに治すことはできません。しかし筋肉を引っ張って硬くなりますので、硬くなりやすい筋肉をゆるめ、日常生活を楽に過ごせるように定期的な施術が必要になります。

18才 男性 Bさん

もう一例は、特別な症例になりますが、病気が原因で側湾症になった方です。何もしないでいると成長に伴い、側湾症が進んでしまい「このままだとコルセットをしなければならない」と医師から告げられていました。本人もコルセットは避けたいと当院でのマッサージとストレッチポールを使って、背中のこりをとる努力をして側湾の進行を改善しました。

このように、筋肉を柔らかくすることで進行を止め改善した例もあります。

筋肉を柔らかくすることを心がけてください

冒頭書いたように、ご自分が側湾症だと自覚している方の中には、肩こりや背中の痛み、腰痛は背骨が曲がっているから仕方がないことだとがまんしている方がいらっしゃると思います。

当院の症例でご紹介したように、筋肉をゆるめると日常生活が楽に過ごせるようになります。ご自分でも筋肉を柔らかくするように体操やストレッチをして下さい。

側湾症で辛い思いをしている方は、一度治療院よしぐちにご相談ください。ご連絡お待ちしています。

自由が丘南口徒歩3分 奥沢駅徒歩5分の整体治療院です。

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