王岳から鬼が岳を歩いて
今年の梅雨はあっという間に終わってしまい、暑い日が続くなか、6月30日の晴れの日に、富士山の展望に優れた山梨県富士河口湖と甲府市にまたがる御坂山塊の西端、王岳(1623.4m)から鍵掛峠(1512m)を経て鬼が岳(1738m)へと縦走してきました。
評判とおり、縦走路からみる富士山とその大きな裾野を右手に見て距離9.5㎞、登り、下りの標高差822mの変化に富んだ縦走でした。
天気が良くなれば、じっとしていられない性分で天気を確認して出発です。
朝5時30分に根場(ねんば)駐車場に到着。準備をして出発です。
トイレの入り口にツバメが巣を作っていました。柱の右にツバメが止まっています。
アップで撮ってみました。誰に教わった訳ではなく、人の多い安全な場所で巣を作ります。人間は自分たちに悪さをしないのを知っているんですね。
根場(ねんば)民宿バス停より、「西湖いやしの里根場」の駐車場横の道を歩いていきます。この先に登山道があります。正面に見える山がこれからめざす山。
しばらく、工事用に作られた道を進んで、いよいよ登山道ですがこのように崩落したところもあり、上からの落石に注意して歩を進めます。
登山道で上を見上げると、太陽が!
気持ちの良い樹林帯を歩いていきます。
大きなブナの木。緑か輝いています。
葉っぱの影が。
王岳に向かう途中の標識に、何かの爪痕。続いて歯型が。
いつもお世話になっている、群馬県のネイチャーガイドの松田さんに問い合わせたのですが、これだけだと何とも言えないが鹿の角研ぎの後ではないかと言っていましたが、上の写真も見てもらい、人間がやったいたずらか?よく見ると牙の跡も見えるので熊の可能性もあるといっていました。
王岳山頂に到着。しかし、周囲は木で覆われ展望はありません。
次は鍵掛峠に向かいます。
次は鍵掛峠に向かいます。
稜線の右手には雄大な富士山。すそ野の広さがよくわかる。
お決まりの富士山ポーズ よく見ると、額の真ん中にくるりんと髪の毛が(笑)そういえば、こんな髪型の芸人さんがいました。
カメラを向けられると、反射的にポーズをとってしまう。
ウスユキソウ
名前、分かりません。
ヤマオダマキ
所々で、お花が目を楽しませてくれますが、私は花の名前は一切わからず知らないうちに通り過ごして、後ろを歩く山野草が大好きなスタッフに呼び止められます。花の写真はすべてスタッフが撮影しました。
ノイバラ(バラの原種、間違っていたら教えてください)
ジェットコースターのように、上り下りを繰り返して鬼が岳を目指します。
山頂、到着。
岩の先端、顔は笑ってはいるが怖くてこれ以上先に進めない。
山頂からは、360度の大パノラマが。南アルプス。
金峰山、瑞牆山
展望はいいのですが、日影がなく、景色を楽しみ早々に下山開始。
梯子を下ります。
梯子を下ります。下からの写真。
雪頭ヶ岳(1710m)下山途中のもう一つのピーク
眼下に西湖、富士山の頭が雲の中に
画像ではわかりませんが、トンビが旋回していました。
標高が下がり樹林帯に入って、後はただひたすら下りて楽しい写真がないので今回はここまでです。
お付き合いありがとうございました。
コロナ禍のおかげで、しばらくみなさんと歩いていないのですが、治療院よしぐちでは、患者さんと歩こうかいを時々催しています。そろそろ、また皆さんと一緒に歩きたいと思っています。ご興味のある方は、来院された時に「私も行きたいんだけど!」って言って下さいね。