妙義山山行記

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以前より考慮中でありましたが、今年の2月より定休日の木曜日に加え、毎月第2水曜日にお休みをいただき連休にする事になりました。患者さんからは「山のためにお休みを?」と聞かれ素直に「はい」と答えております。早速、2月の8日、9日で1年越しの計画をしていた群馬県下仁田の妙義山を歩いてきました。

妙義山は、赤城山、榛名山とともに上毛三山に数えられ、群馬を代表する山の1つです。また、日本三大奇勝の1つとして荒々しい岩肌が創り出す自然景観の美しさが特徴と言われています。

本来は妙義連峰の白雲山から金洞山の山頂を縦走するコースで7~8時間を有します。標高は、白雲山相馬岳の1,104mが最高峰で、金洞山東岳が1,094mです。高くないですが、危険度は北アルプスの岩稜帯に負けない荒々しさがあります。

今回で3回目の妙義山。1回目は2019年:経験豊富なクライマーの友人に引率を頼んで連れて行ってもらいました(黄色の線)2回目は2022年:クライミング練習をして、経験を積んで自分たちだけで妙義神社から大の字を経てタルワキ沢より下山(水色線)今回、3回目になる2023年はピンク色線。残念ながら時間切れで東岳・中之岳まではいけませんでしたが、十分にスリルのある山歩きを堪能させてもらいました。

2022年妙義神社より白雲山

山の中腹にある大の字!まずはここを目指します。

2022年のコース写真。ここより上に見える稜線を歩きます。

ここまでは2022年

2023年堀切より鷹戻し

2023年コースの始まり、第四石門の下を通り抜けていきます。石門の大きさが分かりますか?

中間道より堀切を目指します。

堀切に到着!これより両側が切れ落ちた岩の稜線歩きが待っています。

まだまだ、余裕の表情です。

このような道を降りたり登ったりして、鷹戻しを目指します。

頑張っています。

いよいよ、険しい岩場。パートナーの安全確保の準備をして岩場に臨みます。

いよいよ、本日の核心部に!

この時、安全確保のカラビナを外し忘れる。

本日の核心、鷹戻しの終了です。

下山します。

無事下山しました

駐車場に戻り、ほっと一息。

本日の夕食、キャベツたっぷりと豚肉のタンメン。うん「こういうので、いいんだよね」疲れた身体に塩分が嬉しい!

下仁田葱たっぷり入った餃子。皮は手作り、注文を受けてから餡を包んで焼き上げます。下仁田町にある中華「一番」にて。

妙義山中間道石門巡り

この先が、こんな感じで降ります。

中間道石門巡りと聞いていたので軽く考えていましたが、いやはやこれが何とも。安全確保のロープは持って行かず、落ちないか心配で画像が乱れています。

 

第四石門、大きさが分かりますか?奥に見えるのが大砲岩です。

落ちたら怪我ではすまない

上の写真、本当はこんなです。ちょっと、写真加工して遊んでみました。

石門巡りの帰りにすれ違ったクライマーさん、声をかけたらポーズを取ってくれました。

我々が前日に歩いたコースを行くと言っていました。軽く行ってきちゃんだろうなぁ!

お目当てのランチ

下仁田葱の天ぷら。これがまた、美味しい!

ランチのカツ丼 赤だしの味噌汁・葱ぬた・香物を添えて。

大正ロマンあふ常磐館さんにて。是非、皆さんにお勧めです。

素敵なお宿 https://www.tokiwakan.jp/

山行後記

クライミングの練習を重ね、行きたい衝動に駆られ2019年、2022年、そして今年2023年にそれぞれ違うコースを歩き一応、妙義山の上は歩ききりました。

妙義山、中間道より上のコースは滑落事故が多く、危険なコースと聞いていました。岩場で動けなくなり救助要請した話で、救助隊に「何故、この山にきたのか」と問われ、「北アルプスに行くのに練習しに来た」といったそうです。それを聞いた救助隊の方は「北アルプスで練習してから、この山に来るように」と諭されたと聞きました。

確かに軽い気持ちで歩ける山ではありません。北アルプスよりむしろ難しいと思いました。しかし、装備を整えて落ち着いて歩ければ、楽しい山歩きができるでしょう。山を歩いた後には、美味しい食事が待っています。妙義山の麓には「桜の里」があり、春には満開サクラが見られ目を楽しませてくれます。春には治療院よしぐち「歩こうかい」でサクラを見に行きたいと思っています。今回も無事に歩けたことに感謝します。

 

 

 

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