2023年12月忘年山行 八ヶ岳夏沢鉱泉から箕冠山
毎年の年末、恒例化になりつつある忘年山行が始まりました。午前5時に自宅を出発。当初秋田から参加予定だった友人が都合悪くなり、総勢5人。一台の車で中央高速、南諏訪インターに向かいました。
車中から赤く燃えるモルゲンロート前の富士山。
車の数は多め、奥に八ヶ岳が見える。なぜ中央高速は80キロ規制なんだろう?友人曰く「中央は高速道路ではなく、中央自動車道。だから東名高速道路のように高速道路の名前が付いていないでしょう」と47年間運転して初めて理解した。中央自動車道を高速道路と思っている人は多いだろうな。
北岳、甲斐駒ヶ岳を左手に見て車は快調に進む
支度を整え、いざ登山口へ
下見に来たときも雪がなく、流石に年末になれば雪があるだろうと思っていた期待は見事に裏切られた。
あ~あ 冬山仕様のウエアに身を包んでいるだけに悲しい。
雪の代わりにスケートリンクのようなアイスバーン。氷要らないから雪が欲しい。
足の裏全体を氷に付けフラットッッティングで歩く。
チェーンスパイクを装着していないので、流石に脇に逃げる。
夏沢鉱泉到着
今朝の気温は氷点下4° 先ずはオーレン小屋を目指して。
ナイス!
本当に雪が少ない、暖冬だ。
オーレン小屋到着。
小腹を満たして。
このオーレン小屋、冬期は営業していませんが避難小屋として解放してくれています。天候悪化したときにはどれだけ助かることか。
快晴の雪山を歩く
と思ったら木でした。
なぜか本調子になれず登りが辛くペースが上がらない間、後で雪だるまを作りながら歩いていたメンバーがいた。
箕冠山到着。根石岳山荘に向かいます。
根石岳山荘内 先シーズン終了後改装された。ここの山小屋、アイゼンを装着したまま入れるように土間形式になっている。なんと、細やかな心遣い。
食堂でくつろぐ人々。
雪がない、まるで秋山。
根石岳山頂 奥に天狗岳。治療院よしぐち組はバテて山頂に行ってません。とほほ
硫黄岳、爆裂火口。硫黄岳山頂から見下ろすことはあったが、下から見るのも迫力がある。
夏沢鉱泉にもどります。
今日の部屋、赤岳。
冷えた身体に心地よいお風呂、ありがたい。
「
冷えたビールで喉を潤しますか。風呂上がりのビール、たまらない。因みに各ビールの名前、諏訪地域の方言だそうでMatto 「まっと」=「もっと」・ Meta「めた」=「すごく」・ YaiYai「おいおい」「Hey/Wow]というような呼びかけや、驚きなどを表す言葉らしいです。
クラフトビールは一気に飲んではいけない。味、香りを楽しみながら少しずつ飲むものだと最近教えられた。そこが一般ビールとの違い。しかし、やはり風呂上がりには一気に飲み干したい!
部屋での飲食OK 先ずは無事下山を祝い乾杯。この後は、お待ちね夕食&宴会タイム!
今宵の夕食メニュー 豆乳鍋(オーナーの畑で取れた野菜)・鯖味噌(オーナー自家製味噌)鳥唐揚げ・ポテト&マカロニサラダ・ひじき・こんにゃくのピリ辛炒め他。酒のあては豊富。
宴のはじまり!
何度も冷酒で失敗しているので、燗でゆっくり飲むことを学習した好口。お酒はぬるめの燗でい~い♪
あ~あ、とうとう手酌でのみ始めた。
何と幸せそうな笑顔。鯖味噌は日本酒とあわせて食べ、鯖が苦手なメンバーからもう一皿を引き受け、最後に白飯で食べるとさ。
今回参加できなかった秋田の友人のお手製いぶりがっこ。差し入れをしてくれた。
宴も終了に近づく。
と思ったが・・・まだ飲み足らないらしく、部屋に戻ってからも続く・続く。小屋でボトルのワインを買ったらしい。どんだけ~
翌朝、雪になっていた。
近くのアイスギャラリーまで散歩。
楽しい時はあっという間に過ぎ、帰る時間になりました。
所々、雪が。積雪3㎝くらいかな。
ゴ~~ル!ゲートまで戻ってきた。
やっと雪道を走れると、わくわくしながら車に戻るが直ぐに雨に変わりやんでしまった。がっかり!納車以来2度目の冬を迎えるが、暖冬でまだ雪道を走ったことがない。車が泣いている。何のための4駆?
跡をつけたいとはしゃぐ2人。
帰りの下り、アイスバーンで送迎の車がスリップして上り坂を登れず、積載が重すぎて車から降ろされた登山客。この後小屋の車は4輪チェーン装着、無事に登り切りました。
目の前でスリップを見て、念のためチェーンを装着。5人分の重たいザックを載せてよく走ってくれました。
下山して、自由農園に野菜を買いに行く途中のガスワンダー。この霧が美味しい高原野菜を作っているんだな。大自然の恵み感謝!
静岡に帰る彼女を駅で見送る。またお会いしましょうね!