雲海を見に乗鞍岳へ行こう

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「雲海を見てみたい」妻を連れて、バスで標高2700mまで行ける乗鞍岳に行って来ました。途中、ガスに巻かれたり雨が降ったりしたものの、おおむね天気に恵まれ、無事山頂へ。乗鞍白雲荘に宿泊し、翌朝、大黒岳に登り、雲海とご来光を見ることができました。

そうだ!雲海を見に乗鞍岳へ行こう

かねてから「雲海を見てみたい」と妻の希望があり、それならば見に行こう! なるべく標高の高い山に!

でも、標高の高い山は初めての経験。楽に行けて雲海が見られる山を探し候補に挙がったのが北アルプス乗鞍岳。乗鞍岳という山は一つでなく、飛騨山脈南部の長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる剣ヶ峰を主峰とする山々の総称です。

乗鞍岳乗鞍観光センター(標高1455m)。駐車場からバスに乗り乗鞍岳登山口、畳平まで50分の道のり。

日本一高いところにある畳平バスターミナル(標高2702m)に到着!標高差1247mを楽に稼ぐ。

今宵お世話になる山小屋。乗鞍白雲荘 2階が個室になっています。我々が泊まったのは2階の奥の部屋

バスターミナルから乗鞍岳山頂剣が峰(標高3026m)まで標高差324m。標準コースタイム約1時間35分。まずは緩やかな階段状の道を降りていきます。

分岐を右に行くとお花畑ですが、高山植物の時期は終わっている。

肩の小屋到着。小屋の後ろに見えるのが剣が峰方面。小屋を抜けて山頂を目指す。

肩の小屋までは緩やかな道だったが、小屋を抜けるといよいよ岩の登山道に!

山頂直下の山小屋

山頂到着!

妻は箱根の金時山(標高1212m)丹沢の大山(標高1252m)などの低山は何度か歩いているが、標高3000mを超える山は初めて。この後ガスに包まれ展望なし。

下山し始めると雨が降り始める。

ライチョウを探しに大黒岳に!

見事にガスガス!お~いライチョウさん?出てきてください。いません、あきらめて引き返します。

畳平まで下りてくると雨はやんでいた。

とても清潔感のある山小屋。このあとお風呂にはいり汗を流しサッパリして、お約束のビールタイム!下山後、山小屋でお風呂にはいれるのは大変ありがたい。

今宵の夕食17時から、飛騨牛のすき焼き!全員、飢餓状態。我慢できずに部屋でビールを飲んだので食堂ではひたすら食べました。

飛騨牛

ほどほどの脂身、疲れた体にしみわたる。午前3時から行動していたので、この後18時半ころから起きていられず就寝。

午前2時半 白鳥座が見える ↓で解説

スタッフ 堀内作

スタッフ 堀内作

夜明け前

午前4時半、ご来光を見に大黒岳(標高2772m)に!

左に見えるのが槍ヶ岳から穂高連峰

念願の雲海とご対面

念願の雲海とご対面!

太陽が顔を見せ始める。感動の瞬間!

言葉がありません❣

この感動を忘れないでしょう。

太陽が昇りました、刻一刻と変わる景色。名残惜しくその場から立ち去れません!

槍ヶ岳をつまむ

周囲の景色もはっきりしました。左奥に乗鞍岳!

朝食の後、ライチョウに会いに富士見岳山頂に向かいます。残念ながら会うことはかないませんでした。

しかし雲海、ご来光を見れてご満悦の様子。

名残惜しいですが、下界に戻る時間が近づいてきました。

乗鞍岳とお別れです。また来る日まで。

観光センター近くの温泉に入り、食事をして帰ります。

広く贅沢なつくりのお蕎麦屋さん

野菜の天ぷら

コシのあるおいしいお蕎麦。全員空腹で一枚では足りず、大盛を頼みたかったが大盛の設定がなく3人で4人前を頼む。

おいしいお蕎麦で大満足。食事を済ませ、4時間の家路に着きました。

乗鞍山行後記

妻の「雲海を見てみたい」との希望で今回の乗鞍岳山行、山頂を目指した初日山頂ではガスに包まれ展望は望めませんでしたが、夜に満点の星空、暁には雲海、ご来光を迎え神様からのご褒美がもらえた山行でした。妻にとって忘れられない山行になったことでしょう。次回は日帰りで山頂を目指し、下山して温泉で一泊しようか?しかし、上に行かなければ見れない景色がある!なやむなぁ~

最後に小屋番さんからのお願いを残します。

「乗鞍岳はライチョウが見られる山で有名です。可愛いライチョウ目指してこられる方もいます。ライチョウにしてみると、人間の目の高さ(上から)でスマホを構えて写真を撮られることでストレスを感じます。ライチョウが首を伸ばしているときは強いストレスを感じているとき。どうかしゃがんでライチョウの目線で写真を撮っていただきたい。また、クマにも遭遇することもあります。我々が熊の生息エリアに足を踏み入れていることを忘れず、遭遇してもじっとしていればたいていは何もしません。クマが襲ってくるときは、人間がストックなどで音を出したりして脅かしたときに襲われています。そのような認識を持っていただきたい」と言っていました。できれば遭遇はたくはありません。

乗鞍岳の案内

乗鞍岳の案内は、乗鞍岳、乗鞍スカイライン公式サイトに詳しく書かれています。

また、乗鞍高原の案内はアルパインビレッジ乗鞍高原に詳しくかかれています。

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