腰痛対策にはラジオ体操をしましょう
腰痛治療をして腰が治ったのに身体を動かし始めが痛い。でも、動かしているうちに痛みがだんだんと和らいでくる方は、筋肉の硬さが原因になっていることが多いです。筋肉の硬さを取るには、ラジオ体操が効果的です。ラジオ体操を習慣にすると筋肉が柔らかくなりますよ。
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腰痛が治っているのにまだ痛みを感じる
ギックリ腰や首、背中の痛みを治療した後に「なかなか痛みがとれない」とお話をされる方がいます。身体を触らせていただき、患部は良くなっているのに最後のこわばりがとれていません。
筋肉の硬さが取れていない
マッサージが終わった後は柔らかくなっているのですが、時間の経過でまた筋肉が硬くなっています。治療に来ていただくのは、週に1回です。
治療日以外の6日間、何もしないとなかなか身体が緩んではくれません。また痛みが出てしまうのではないかと皆さん怖がって動かすことはしていないのです。それでは逆効果になってしまいます。
腰の痛みが軽くなってきたら、身体を動かして筋肉を緩める
痛みがある時には安静が必要ですが、ある程度痛みが緩和してきましたら、無理のない範囲で軽く身体を動かして筋肉を緩めて行くことも大切です。
そこで当院ではストレッチをおすすめしています。硬くなった筋肉を柔らかくしていくストレッチは2種類あります。動的ストレッチと静的ストレッチです。
治療院よしぐちでおすすめするのは動的ストレッチです。身体を動かして筋肉の緊張を取っていきます。
皆さん、痛みの後ですから動かすことを怖がります。「身体を動かしてください」と伝えますと、皆さん「えっ、大丈夫ですか?」と心配されますが、大事、大事で動かさないでいると筋肉が固まってしまいます。
動かした時に筋肉が引っ張られて多少の痛みが出るのは当然なのです。
どうか、怖がらないで少しずつ身体を動かしてください。
動的ストレッチ
運動前に軽く身体を動かして、身体を温めていき心拍数を上げ血流を良くします。ウォーミングアップとも言われています。そうです、皆さんご存じと思いますがサッカー選手がやっているのをスポーツニュース等で見たことがありませんか。歩きながら、手足を軽く上げていたり腰を軽くひねったりしていますよね。
この動き、ラジオ体操がこれにあたります。
ラジオ体操をすると全身運動で筋肉が緩みます
治療院よしぐちでは、ラジオ体操をおすすめしています。そう、大人なら誰でもが知っているラジオ体操です。皆さんにラジオ体操のお話をしますと、「朝早くは起きられない」と言われますが、今ではインターネットの動画サイトで時間を気にしないで見ることができます。
短い時間の中でするラジオ体操ほど理にかなった動きはありません。有酸素運動で全身を動かし血流改善になる最適な体操です。もちろん、筋肉も緩みます。
痛みのある方は無理のない範囲でしてください。経験された方は「ラジオ体操をしたら汗をかいた」と言われました。長年の肩こりから解放されたかたもいます。しっかり、手を伸ばす時には伸ばす意識をしてやられると本当に良い運動になり治療にもなります。
当院の症例
ギックリ腰ではないですが、強い筋肉の拘縮があり、背中から腰にかけての痛みがある患者さんです。
背中から腰にかけての痛みがある70代 男性 Kさん
右側の背中から腰にかけての痛みで来院です。ご家族皆さんを健康管理の一環として診させていただいています。お身体を診させていただくと、かなり強い筋肉の拘縮があります。緊張からの痛みなのか、痛いから緊張が強くなったのかは「にわとりが先か、卵が先か」の話になってしまいます。
朝、起床時にはベッドに1時間くらい座ってからでないと怖くて動けなく、それからゆっくり動き出すそうです。筋肉の緊張が強く辛かったと思います。ギックリ腰ではないのですが、痛みがありますから弱い力で腰部を中心にマッサージして身体のこわばりをと取り除いていきました。
週1回のマッサージで筋肉が緩んできて、痛みは緩和しているのですが、まだ起床時には15分位はベッドに座っているとのことで、今の状態では筋肉が完全に緩んではくれません。
「無理のない範囲で動かすことが大事です」と説明をさせていただきラジオ体操をしていただくようにしました。これでどのように、身体が変化していくか次回の施術日にお会いできるのを楽しみにしています。
当院に来られる患者さんの腰痛について、腰痛にお悩みの方へを読んでいただくと、他にどんな症状があるのかまとめてあります。読んで、これは自分にも関係あると思ったらどうぞご相談下さい。
身体の痛みが完全に取り切れない方は、一度治療院よしぐちまでご連絡、ご相談ください。お電話お待ちしています。自由が丘駅南口から徒歩3分、奥沢駅から徒歩5分の整体治療院です。