尾瀬山行記

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例年ならば、7月の下旬には梅雨明けをしている。それを期待して7月29日、30日で尾瀬に行ってた。天気は、期待に反して梅雨明けが遅れ2日間とも雨の中の山行。今回のメンバー誰も雨男、雨女はいないはず?「雨の中を歩くのもまたいいものだ」と自分に言い聞かせ歩く。今回の尾瀬行きミッション、それは尾瀬湿原に浮かぶ*白い虹高山植物を見ること。白い虹正式名称はそのまま霧虹。それは山小屋に泊まり早朝に見れる。気象条件が整い運の良い人だけが見られるかもしれない風景、湿原の水蒸気が霧となり、早朝低い位置の太陽光を反射して白い虹になるそうで。

運が良ければ、見えていた風景かも?

今回の山行計画、今年の1月まだコロナ禍が騒がれ始める前に治療院よしぐち「歩こうかいin群馬県雨呼山」スノーシューツアーでお世話になったネイチャーガイドの松田さんににお願いをしてあったのです。

今回の日程、当初は大清水から入り尾瀬沼を回り見晴らしの山小屋で1泊して翌日尾瀬湿原を抜けて至仏山に登頂して鳩待峠に帰るコースでしたが、雨が続き木道が濡れて大変滑りやすく危険なので鳩待峠からのピストンに変更になりました。

準備を整え、出発です。何事もないように見えますが、アクシデントが。実はメインの登山ウェアー、一式治療院に忘れてきました。現地入りして着替えようとして、車の中にないのが判明。頭の中真っ白、このまま帰るしかないかと??

幸い、雨予報でしたので雨に濡れた時を考え、パンツ、靴下等の着替えを用意していたので事なきを得たのですが。冷や汗が・・・

鳩待峠の標高1591m。鳩待峠から山の鼻までの距離約3.3キロ約標高差200mを下ります。松田ガイドよりお花の名前、由来、発生まで詳しく説明を受けながら進みます。なんと、なんと本来このコース時間約60分位。この距離を花の説明を受けて3時間かけて歩きました。この松田ガイドの知識の深さには「ただ、ただ凄い!」だけの言葉しかありません。

上州豚丼 山に行ったら山小屋で必ず食事します。美味しかった!

昼食を終えて、出発前に小屋に入ってきた方が木道で熊がいたと、熊の写真を見せてもらいました。そして歩いていくと、腰に熊撃退スプレーを携えた係の方が。情報を教えてもらう松田ガイド。緊張します、でも遠くから熊見たかったなぁ。

木道の途中で、花を見つけては説明を受け写真をパチリ。なかなか、前に進みません。まぁ、いいか!「今回の目的は白い虹とお花」

何を見つけた?

けっして、けんかしたのではないですよ。山小屋に向かっています

福島県側にある燧小屋に到着

尾瀬は石鹸は使用できませんがお風呂に入れます。ありがたいです。

おいしい、食事でした。今回、スノーシューでお世話になったアシスタントガイドの吉野さんが差し入れを担いで同行してくれました。群馬の地酒「谷川岳」ありがとうございました。今日のメニューしっかりした谷川岳によく合いました。

翌日、出発。この先、群馬県に入ります。

いよいよ、至仏山登頂開始

川状態の登山道

時々、振り返るとこんな景色が。

森林限界を超え、2228m(フーフーフーやっと上った至仏山)登頂です。が景色がなんも見えません。早々と下山開始。

続いて子至仏山、登頂!でも展望が・・・・下山します。

無事、下山です。

最後に一緒に行った山仲間が作ってくれた「プチ尾瀬植物図鑑」をご覧ください。写真はまだまだあります。ほんの一部です。

 

 

 

 

 

 

 

今回、松田ガイドから説明を受けた花の数はなんと100種類以上。仲間が松田ガイドから聞いた花の名前を一つずつメモをしてくれ、撮った写真と照らし合わせて地道に作業をして「尾瀬植物図鑑」を作成してアルバムにして送ってくれました。写真は一部です。どうもありがとうございました。

山行後記

あいにく、天気には恵まれませんでしたがたくさんの花を見れて、一つ一つの花の名前、由来、植生を知識豊富な松田和昭ネイチャーガイドに同行していただき、自分たちで行っていればただただ「きれいな花、だれか花の名前を教えて~」だけで終わる羽目になる山行でしたが、充実した尾瀬山行でした。

ハッピーアウトドア 詳細はこちらです。お花好きにはたまらない山行になると思います。

http://www.happy-snow.com/oze/oze.html

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