顎関節症は治療できます

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「歯医者さんで、顎関節症と言われました。診てもらえますか?」との問い合わせがありました。顎関節症は口を大きく開けるときに痛みがある、ぽきぽき音が出る、顎の周りに違和感があるのが特徴です。歯科ではかみ合わせを調整しますが、わたしたちは、背中、肩、首のコリをほぐし、頭と顔の筋肉をほぐしてから顎関節周辺の筋肉をほぐします。歯科治療と競合しませんのでどうぞご相談下さい。

顎関節症は治療できます

「歯医者さんで、顎関節症と言われました。診てもらえますか?」と問い合わせがありました。顎関節症は、当院でも治療できます。

もちろん、歯医者さんのように機械でかみ合わせを調整したりマウスピースを作るような口の中の治療はできませんが、私たちは、歯医者さんとは違う方法で治療しています。

顎関節症とはこんな症状

顎の骨は顔の中で一番大きく、生きていく上で大事な食べ物を口に入れて噛んだり、飲み込んだり、話をするときに動かし、生活を送る重要な役割を果たしています。顎関節は骨や筋肉などからできていますので、腰痛になるのと同じように歪みが出てくることがあります。

  1. こめかみから頬にかけて違和感がある。
  2. 口を大きく開けたときに痛みがある。
  3. 口を開けづらい。
  4. 顎を動かすとポキポキ音が出る

これらの症状があると顎関節症の疑いがあります。

下の写真をご覧ください、青色が着いているのが顎の骨で矢印の場所が顎関節です。

 

原因は首、肩、背中のコリ

顎関節症の原因はいろいろ考えられ、歯のかみ合わせの異常などによる事が多いと言われています。しかし、当院に来られる方達は歯のかみ合わせよりも、意外に思われるかもしれませんが、首、肩、背中のコリが原因の方が多いです。

コリの原因が、精神的緊張やストレスで就寝中、奥歯のかみしめなど無理な力で筋肉が緊張して顔面の筋肉に影響を及ばし、顎関節に負担をかけてなると考えられます。

普段、肩や腰、背中の筋肉の緊張やコリは自覚できるものですが、案外、顔の筋肉が凝っていることは自覚できないものです。

 

歯科の治療と競合することはありません

顎関節症かな?と思ったらまず、歯科医にご相談することをお勧めします。当院に来られる顎関節症の方は、歯の治療をされている方が多いです。当院に来られる前に歯科医の治療を受け、歯のかみ合わせを調整してもなかなか良くならないとご相談を受けることがあります。

歯科医院での治療は、噛み合わせの調整をします。マウスピースをある期間使うこともあるようです。当院の治療は、口の中は関係ありませんので、歯科の治療と競合しません。歯科で治療中の方でも受けていただけます。

次に当院でどんな治療をするかご説明しましょう。

当院の顎関節症の治療

顎関節に関連する筋肉に側頭筋(耳の上、こめかみから耳の上にかけて)と咬筋(物をかむときに使う)があり、これらを総称して咀嚼筋といいます。

首、肩、背中の筋肉に触れて、炎症等がないことを確認し、首、肩のこりをマッサージで取り除いていきます。身体の筋肉が緊張して凝ると、一番ひどい部位に意識が集中しますが、身体は全てつながっているので、関連する全ての筋肉を対象にマッサージしていきます。

頭部の筋肉も凝ります

頭部の筋肉も凝ります。皆さんも経験があると思いますが、頭痛がある時、こめかみに自然と手を持っていってマッサージをしていませんか?ストレスを受けると側頭筋、咬筋が収縮して硬くなっていますので、側頭筋から頭部のマッサージをして筋肉を緩めていきます。

頭を触ると、頭皮が硬くなり骨に張りついているように感じます。マッサージをすると最初かなり痛みを感じます。しかし、そのうちに頭皮がやわらかく動くようになります。この状態になると、かなり気持ちがよく感じてきます。

顔面の筋肉も凝っている

顔の筋肉も円を描くようにマッサージしていきます。こめかみ、頬、顎関節周囲をマッサージします。頭と同じように最初はかなり痛いです。顔面の筋肉も凝るのです。筋肉が緩んでくると、やはり気持ちがよいものです。

顎関節症の方は皆さん「顔がこんなに凝っていたとは」と驚かれます。マッサージの後に、画像にあるように口の開閉をしてもらいながら顎関節の調整をします。

顎関節症の治療期間は、私が経験した症例ではだいたい1ヵ月くらいでよくなっています。もちろん、これは患者さんの症状の重さによりますので、いつも同じではありません。

当院の症例

PCを前に同じ姿勢で緊張しながら仕事をしていて、顎関節症になった方の例です。

50代 女性 Mさん

定期的に来院していただいています。一日中、パソコンに向き合っているMさん。かなり緊張を強いられるお仕事で、ひとたび仕事モードに入ると自分の周りの音が遮断され、気が付くとみんな帰ってしまい、部屋には誰一人いなくなっていたことは、度々あるそうです。

ある日、口の開きが悪く顎の周囲の違和感があるとのこと。身体を診させていただくと、いつも以上に背中から首にかけてこりがひどい状態でした。全身のマッサージ後、仰向けに寝た状態でこめかみから顎関節周囲を触ると痛みが強い状態でした。こめかみから顎関節の場所をマッサージで緩め、口の開閉をしてもらい下あごの動きをみますと、明らかに左右にずれがありました。これは顔の筋肉が拘縮して引っ張られているせいで、元に戻るように誘導、整体し楽になって帰っていただきました。

余談ですが、歯痛で歯科医に行き診察を受けたが、歯には異常がなく原因は首、肩のコリで歯が痛むケースもありました。

顎関節症の方は、治療院よしぐちまでご相談ください。連絡お待ちしています。自由が丘駅南口徒歩3分、奥沢駅徒歩5分の整体治療院です。

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