歩くのは健康維持の基本です

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不要不急の外出を控えるよう言われています。しかし、最近、転倒した話をよく聞くようになりました。ご高齢の方が運動不足になると、筋力がすぐに低下し、骨も弱くなり骨折しやすくなります。歩くのは健康維持の基本です。人がたくさんいない公園や道を選んで晴れた日に元気に歩くと、筋力を維持することができ骨も丈夫になりますよ。

転ぶ方が増えているように感じます

最近、来院される方達から転んだ話を多く聞くようになりました。転倒は誰にも起こりえることではあるのですが何故、転倒をしてしまうのでしょうか?

コロナ禍で不要不急の外出を控えるように毎日言われているので、出かけること自体を無意識に罪悪のように感じてしまい、慢性的に運動不足の人が増えているからではないかと思います。

運動不足になると筋力が低下します

動かないことにより、運動レベルがどんどん下がってしまいます。特に高齢者の方は廃用性萎縮と言いまして、過度に動かなくなる事で足の筋肉があっという間に痩せ細り歩けなくなってしまいます。

また、周囲の家族から「転ぶな、転ぶな」と呪文のように言われていて怖がってしまい、筋力が低下して足が思うように上がらずすり足で歩くようになり、家の中で少しの段差でつまずきバランスを崩し転倒してしまいます。

筋力があれば、踏ん張って転ばないようにできるのですが。

「運動」と「移動」は違います

治療中、「歩いてくださいね」とお話をすると、主婦の方は「掃除の時に階段の上り下りしています」「買い物で歩いているのはだめですか?」と言われます。

残念ながらそれは運動になっていないのです。「買い物に行くための歩きは、あくまでも移動になってしまいます」とお話をさせていただきますと皆さんがっかりしています。

運動としての歩行は、着替えて「さあ、歩くぞ」と身体にスイッチを入れ、心構えからして違います。

しかし、買い物の場合は「今夜のおかずは何にしようかな?」と考えごとをしながらスーパーに向かいます。これでは家からスーパーまでの単なる移動です。運動とはほど遠くなってしまいます。

うっかり転ぶと高齢者の場合骨折しやすい

ハプニングは突然起こります。家の中の小さな段差や、道を歩いていて小さな凸凹でつまずいて転倒します。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の方が転倒すると、骨折(椎体骨折、大腿骨骨折)となる場合が多いです。統計によると、60歳代女性の5人に1人は骨粗鬆症といわれているそうです。

高齢の方はとくに背骨の骨折が多いです。当院の患者さんの中でも、ご高齢の方が椎体骨折を起こしている事例がとても多いです。転倒したわけではなく買い物途中でギックリ腰になったと来られるのですが、整形外科で詳しく診てもらうと椎体骨折ですと言われます。

骨折を起こすと日常生活が難しくなる事があります。

来院された方の中には、着替えて治療室まで転ばないようにすり足で歩いている方もいます。ご本人は注意して歩いているつもりなのですが、これでは逆効果になり些細な段差でつまずきます。

しっかり足をあげて歩ける筋力をつけるように、家の中で足踏み運動でも良いので心がけていただきたいですね。

歩くことは健康維持の基本

外に出てしっかり歩くと、まず、骨に衝撃が伝わり骨が強くなります。そして、太陽の光を浴びると骨を強くするビタミンDが身体の中ででき、また、汗をかくことで体温が上昇し、基礎代謝を上げます。

しかし、歩かない生活を続けていると上でも書いたように廃用性萎縮が起こり、筋力はあっという間に低下し、歩行も困難になってしまいます。

人がたくさんいない公園や道を選んで、是非、日常的に歩いて下さい。歩くことは健康維持の基本です。

私も以前起床時にバランスを崩し、膝をひねり右足の半月板を損傷し手術をしました。そのときは5日間で太ももの内側の筋肉がゲッソリこそげ落ち、術後筋肉が元に戻るまで毎月2、3回くらい山を歩いても一年近くかかってしまいました。

昨今、腕にウェアラブル端末つけている方を多く見ます。一日の歩数や、座りっぱなし注意を促してくれるので便利になりました。このような端末をつけて一日の歩数を励みにすると継続できると思います。

転ばないための心構え

当院でおすすめしているのは、ストレッチとウォーキングです。

体勢を崩して転倒しそうになっても立て直せるようにしっかり身体を柔軟に筋力保持や骨の強化をするようにしたいものです。

下半身ばかりに意識がいってしまいがちですが、上半身も大切です。上半身の柔軟性がなくなって来ると、バランスを崩したときに体勢の立て直しが出来なくなります。

簡単にできるのが、両手を挙げて、背伸びを気持ちよくして身体を左右に倒すストレッチです。そして、腕を大きく振って肩甲骨が動くイメージを持って歩いてください。

ウォーキングの時間が取れない方は、最寄り駅を一つ先に設定して歩くのも良いでしょう。先日も、そのように指導をさせていただいた方から「帰宅時、一つ手前の駅で歩くようになって、身体の調子が良いです」と嬉しい報告をもらいました。

当院の症例

ご高齢の方が家の中で転倒し大腿骨を骨折してしまった事例です。

80才代 女性 Mさん

開業時より長年にわたり定期的に来院されていたMさん。

ある日、「約束していたのですが、転んで歩くのが痛くていけなくなりました」と電話がありました。お話を伺うと、家の中で転倒したとのことです。お一人暮らしの方です、歩けないのでキャスターの付いた椅子に座り移動して電話しているとのことでした。

じっとしていても痛いと言います。痛む場所を伺っても「足全部が痛いのでどこか分からない」との事でした。電話でお話をしていても埒があかなく、心配でご自宅に行って様子を見させていただこうかと言ったのですが、「玄関先は段差があって椅子では移動できず鍵が開けられない」それすらも出来ないくらいの痛み、ただ事ではなく骨折を疑いました。

「後で息子に来てもらう」とのんびりしています。では、息子さんに来てもらったら救急車を呼んでくださいと指示して、電話を切りました。後日、転倒による大腿骨骨折で人工股関節置換手術を受けたと報告がありました。

骨折の後のマッサージは、回復を早めます。骨はつながっても、メスを入れた身体の筋肉は緊張して硬くなったままです。緊張が強いと、レントゲンで骨はつながっていて外科的には完治していても筋肉の硬さからの痛みは長く続きます。早く身体が楽になって頂きたくそのことを伝えたくて何度か病院にお見舞いがてら行ったのですが、理解していただけなかった残念な症例でした。

歩くことに何となく不安を感じている方は、治療院よしぐちにご相談ください。ご連絡お待ちしています。自由が丘駅徒歩3分、奥沢駅徒歩5分の整体治療院です。

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