梅雨時の痛みや疲労、倦怠感の解消は少しまめに治療を受けて下さい

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じめじめする梅雨時、体の調子が悪くなる人が増えます。気圧の変化に敏感な方は、痛みが出やすくなります。痛みが出ると、ガマンするため筋肉が広い範囲で硬くなりやすいです。調子が悪くなりやすい時期には、普段よりも少しまめに治療を受けていただくと、早く楽になります。自分で体調を整えるには、まず睡眠を十分にとってください。

梅雨時体調が悪くなる方が多い

梅雨時のこの時期、体調を崩される方が多いです。じめじめしていて不快な暑さの中生活するので、無理もないことかもしれません。

患者さんの話をいろいろ聞いていると、季節の変わり目で調子が悪くなる方は多く、中には、台風がはるか南で発生しただけで体調を崩される方もいらっしゃるのですよ。

気圧が下がると体調に影響する-気象病?

はっきりと検証が出来たわけではないのですが、天候が原因で気圧が下がり始める頃に痛みが出ることが多くなるような気がしています。もちろん、梅雨時も雨が多いですから気圧が下がることが多いです。

昨今、正式な病名ではないそうですが気象病と言われるようになっています。ウイキペディア気象病には次のように書かれていました。

気象病(きしょうびょう)は、近年認知されつつある病名で、気象の変化によって症状が出現する、あるいは悪化する疾患の総称。症状は「天気が悪いと古傷がうずく」といった天気痛のほか、メニエール病、喘息、めまい症、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、蕁麻疹、吐き気など様々である。

気圧の変化で自律神経が乱れるのでしょう。確かに、不眠や頭痛、肩こり、身体の倦怠感などの症状を訴えて来院される方が増えます。

脊柱管狭窄症の患者さんが続けて来院されました

今年はゴールデンウイーク過ぎから天候がはっきりしないぐずついた日が続きました。今年の梅雨入りは早いのかと言われているときに、痛みで来院される方がお二人続きました。

お二人とも脊柱管狭窄症の患者さんです。気圧の変化に影響を受けたのか(?)、同じようなタイミングで同じように症状が出ています。湿度も高いですから疲れもたまります。

痛みや痺れの出る場所も腰から臀部、下肢と間違いなく坐骨神経痛です。お二人とも、坐骨神経の走行(坐骨神経の通り道)に沿って下肢に痛みや痺れが出ていました。

腰部脊柱管狭窄症については、こちらの記事をお読み下さい。

また、坐骨神経痛については、こちらの記事をお読み下さい。

痛みがひどい方に週2回来て下さいとお願いしました

マッサージで筋肉を緩めることでお一人の症状は緩和しましたが、もう一人は腰部からお尻にかけて筋肉の奥の方で、「ひきつる感じで痛みもあり、日によって何事もなく歩ける日もあれば、5分もしないうちに痛みで歩けなくなる日もある」と言われます。

痛み、痺れのせいで身体が緊張したようで、背中まで筋肉が硬くなっています。来院の間隔を週2回の施術にしていただき、現在マッサージ治療で緊張して硬くなった筋肉を緩めて、腰部の椎間の動きをつける操作をしています。身体の痛みや痺れがこの後どのように変化してくるか経過観察中です。

症状が緩和した方は「雨が降り始める前から痛みが出たのだけれど、天候が回復した後は痛みが消えた。不思議です」と言われるので、気圧の変化の影響を受けやすい方なのかもしれません。

別の気圧の変化に敏感な患者さんの話では、気圧が下がって雨が降る前から痛みが始まり、気圧が下がり雨が降っている間は体調も悪く痛み続けますが、気圧が上がり天気予報が天気の回復を伝え始める頃には、雨が降っていても症状は緩和されて来るそうです。

梅雨時は雨の日が続き、どなたでも痛みがひどくなりやすいです。そんな時は、普段よりもまめに治療に来ていただくと、快適に過ごせます。

ひどい倦怠感、疲れの方が2日連続して治療を受けるつもりが1日で楽になった

また、こんな話もありました。

不定期で来院されている40代、女性の方から予約の電話を頂きました。予約時、2日連続の予約を希望していました。来院されお話を伺うと、「なんとも言えない倦怠感、疲れを感じています。続けて診てもらえれば、楽になるのではないかと思って」とのことでした。身体を診させていただき、うつ伏せで施術を開始して背骨の両側を背中から腰にかけて親指で押圧していきますと、いつもと違う身体の硬さがあります。

指が身体に吸い込まれていきません。お酒を飲まれる方ですので、最初に肝臓の機能低下を疑いました。背中から腰の部分を押して、背中側の肝臓部を押してみます。ですが、肝臓部は硬くありません。

以前、肝臓がんの方を施術したときに肝臓部というより、背中全体がカチコチの石みたいになっていた方がいました。

そのような感じは指からは伝わってきません。そのようにお話ししますと「病院で血液検査をしてもらったが正常でした」と答えが返ってきました。それなら安心して施術が出来ます。

治療を進めて、身体を順番にほぐしていきますが、首から背中、腰全体にうまく表現できない硬さがあります。何か原因があって、身体の緊張が生じたのか、単純に日々の疲労から緊張しているのかはよくわかりませんでした。

ただ、一通りの施術が終了すると、身体の方は思った以上に筋肉が緩んでくれました。この状態であれば、二日連続で治療しなくても大丈夫だと思い一週間の間隔を空けて予約してもらい帰宅していただきました。

身体に入るマッサージの刺激は、そのときに100%筋肉が緩まなくても一晩寝ていただくと、翌日に緩んでいます。自然治癒力だと思います。次回の来院を待っています。

梅雨時、体調を整えるにはまず睡眠

じめじめ暑いこの時期、体調を整えるには、まずよく眠ることが大切です。来院される全般の方にいえるのですが、睡眠時間が充分に摂れなく、睡眠不足のかたは首、肩のコリが強よくなって症状が出やすくなります。

睡眠時間をきちんと取ってください。起床、就寝の時間を規則正しくすると心がけるとよいでしょう。

身体を良好な状態にしていくには、、ゆっくり長くできる有酸素運動で身体をうごかし血流を改善してください。少しぬるめの湯船にゆっくり入り、寝る前に深い呼吸をしながら、ヨガ、ストレッチなどされるのもよいです。

痛み、痺れを含めて天候によって左右される、頭痛、肩こり、めまい、体調不良等の症状を和らげていくには緊張した筋肉をマッサージで緩める事が大変有効です。

梅雨時の体調不良で悩んでいる方はどうぞ治療院よしぐちまでご相談、お電話ください。お待ちしています。自由が丘駅南口から徒歩3分、奥沢駅から徒歩5分の整体治療院です。

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