「腰痛があり足のしびれも左側にあります」と電話が来ました

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「腰痛があり足のしびれも左側にあります」と問い合わせがありました。話を聞かせていただくと、ヘルニアによる坐骨神経痛か、腰の筋肉が緊張したことが原因の坐骨神経痛かもしれないと思いました。腰痛と足のしびれが同時にある場合は坐骨神経痛であることが多いです。腰部椎間板ヘルニアの程度がひどい場合は手術が必要になることがあります。腰の筋肉が緊張したことが原因の坐骨神経痛は、時間をかけて緩めることでよくなりますよ。

「腰痛があり足のしびれも左側にあります」と電話が来ました

治療院のサイトを公開しているので、見ていただいた方から治療中、電話で問い合わせが入ることがよくあります。つい最近も、腰痛の問い合わせがありました。お話を聞いてみると、腰痛と同時に、左側の足にしびれも出ているとのことでした。

ヘルニアによる坐骨神経痛と腰の筋肉が緊張したことが原因の坐骨神経痛が考えられます。

ヘルニアによる坐骨神経痛か、腰の筋肉が緊張したことが原因の坐骨神経痛かもしれない

腰に痛みがあり、片側にしびれが出ている場合、考えられる原因の一つとして、ヘルニアによる坐骨神経痛ではないかとお話ししました。下肢挙上伸展テスト(SLR)や足の指先の力が弱くなっていないか等のテストである程度わかりますよとお話しました。

もう一つ考えられるのは、腰の筋肉が硬くなることが原因の坐骨神経痛です。腰周辺の筋肉が、生活習慣(仕事や椅子の座り方)や冷えによって硬くなり、それら筋肉に圧迫されて起こる坐骨神経痛です。

どちらにしても、来院していただいて、体を診せていただかないとはっきりしたことはわかりませんとお伝えしましたが、この方は今のところ来院されていません。少し気になっているので、もう少し詳しく説明しておこうと思いました。

腰痛と足のしびれが同時にある場合は坐骨神経痛であることが多いです

以前、坐骨神経痛は腰痛からという記事を書いて、坐骨神経痛についてまとめてあります。

坐骨神経痛は、お尻のえくぼ付近から始まり、足先まで伸びている長い坐骨神経に沿って発生する神経痛です。広い範囲にしびれや痛みが出るのが特徴です。

そして、腰痛がある場合とない場合があります。

この方の場合、腰痛があり、足のしびれが左側にあるということなので、腰痛がある坐骨神経痛が考えられます。「左足がしびれる」ではなく「しびれが左側にある」といわれるので、左足の側面がしびれているのかなと思います。

坐骨神経は人体最大の神経で、背骨の下方(腰椎4番~仙骨3番)より出ていて、末梢神経の中では一番太い神経です。お尻のえくぼ付近から皮膚の表面に近い所を通り、太ももの裏側から膝の裏を通り足底まで伸びている長い神経で、身体の大きい人では小指ほどの太さがある神経です。

腰部椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛

ヘルニアが原因の場合、腰椎の4番目と5番目の間にできた椎間板ヘルニアが下肢に行く神経を刺激して、左側のしびれが起きているのではないかと考えました。この場合、臀部から下肢の筋肉が硬くなります。その筋肉をマッサージやストレッチで緩めていきます。症状が出てから時間の経過によりますが、数回の施術で症状は必ず緩和されてきます。

椎間板ヘルニアについては、ぎっくり腰という記事で詳しく書きました。

背骨は一本のつながった骨ではなく、一つ一つの骨の連結で構成されていて、椎間板とは骨と骨の間にあるクッションの役割を果たしている繊維軟骨です。ゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む水分に富んだ繊維輪から構成されているのですが、その繊維輪が飛び出して神経に触れ、しびれが生じるのです。

椎間板をお饅頭に例えると、お饅頭を上下から両手で押しつぶしていったときに、皮の柔らかい部分が潰れて横に飛び出してきた状態がヘルニアです。そして横に飛び出した皮が神経を圧迫してしびれを起こしているのです。この椎間板の飛び出し変形が右側か左側かでしびれる足の左右が変わります。

程度がひどくなると手術が必要になります。

腰痛の程度がひどい時は、まず整形外科を受診して、レントゲンを撮ってもらうとよいです。その方が安心できます。

腰の筋肉が硬くなったことが原因の坐骨神経痛

もう一つ、坐骨神経痛の原因として考えられるのは、腰周辺の筋肉が硬くなっていて、それが坐骨神経を圧迫していることです。

原因は、生活習慣(仕事や椅子の座り方)や冷えや筋肉疲労などいろいろ考えられます。筋肉は意外と疲労しやすいものです。

こちらの場合、マッサージやストレッチによって硬くなった筋肉をゆるめることで坐骨神経痛は改善します。

当院の患者さんの中から坐骨神経痛の一例

紹介で遠方より2時間近くかけて来院された方が、腰痛と左側の足のしびれを訴えていました。

整形外科を受診していたのですが「足のしびれは、取れないので上手に付き合っていってね」と言われ落ち込んでいました。

身体を診させていただくと、しびれのため身体中の筋肉に力が入ってしまい過度の緊張状態でした。まずは、腰部を中心に全身をマッサージしていきます。

緊張が強いので、弱い力で慎重にマッサージをしていきます。この患者さんの場合、しびれの症状が出てから長い時間が経過しています。

今までの経験上、治療間隔をつめた回数が必要になります。週1回の施術では身体は緩んではくれません。

「身体の緊張が強く、しびれの症状が出て治療間隔を詰めてやっていかないと次の来院までに緊張が戻ってしまう」ことをお伝えしました。

治療が始まり3ヶ月くらいで坐骨神経痛の症状は消えました。

それ以来、定期的に身体を診させていただき坐骨神経痛の症状は出ませんでしたので、遠方のことも考慮して来院は終了しました。

緩みにくい硬くなった筋肉も必ず緩みます

内臓などが原因を除いて、身体の痛みの原因の80%近くは筋肉が関係していると行っても過言ではないでしょう。

痛みで来院される方達は皆さん筋肉が硬くなっています。ですので、当院は筋肉の硬さ痛みに注目して、どのようにしたら筋肉の拘縮が取り除けるか考慮して治療を組み立てていきます。

一度硬くなって時間が経過した筋肉は、簡単に緩んではくれません。硬いからと、力でほぐすと必ず筋繊維を痛めて「揉み返し」と言われる筋肉痛を起こします。そうなると、ますます筋肉は硬くなるのです。

そうならないために、ゆっくりと筋肉と対話しながらマッサージをしていきます。しばらくの間は、間隔を詰めて通っていただく場合もあります。

当院の治療の刺激になれていない方には、一回目は「ゆるめ」にマッサージをします。次の治療までの間隔が近ければ、その一回目の施術が終わった筋肉に刺激が入り、少し緩んだ状態から次の施術が始められるからです。

硬くなった筋肉も必ず緩みます。

お問い合わせいただいた方、そして、腰痛とどちらかの足のしびれにお悩みの方、ご参考になれば幸いです。

腰痛と足のしびれでお悩みの方、治療院よしぐちまでご連絡、ご相談ください。お待ちしています。

自由が丘駅南口 徒歩3分 奥沢駅徒歩5分の整体治療院です。

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