ギックリ腰

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Witch’s shot(魔女の一撃) そうギックリ腰です。

引き金は些細なきっかけで起こり、症状が出る前には身体が出す危険信号があります。重度の椎間板ヘルニアでなければ1週間から10日間ぐらいで痛みの軽減は見られますが、なにもしない場合、痛み、違和感が長く続くこともあります。

原因は腰の筋疲労状態が続いたことにあります。

当院では、まず冷やして炎症を鎮め、患部より遠い場所の筋肉や、お腹の中の深いところにある大腰筋筋から緩めていきます。

ぎっくり腰の出る原因、元は筋肉の固さにある。

ぎっくり腰の原因は、腰の筋肉が縮んで伸びなくなった筋疲労状態が続いたことで起こり、こんなきっかけで起きます。

  1. 物を動かそうと、不用意に持ち上げる。
  2. 長時間、同じ姿勢でいる。
  3. 落ちている物を拾おうとしたとき(ハンカチ等、重さは関係しません)。
  4. くしゃみをしたときや、お店の暖簾をくぐったとき(信じられないと思いますが、実際にあります)など。
  5. 椎間板ヘルニア

これらは、ぎっくり腰を起こす引き金でしかありません。元を探っていきますと、90%近くが筋肉の疲労、硬さによるものなのです。筋肉は、弛緩と収縮を繰り返し、縮んだ筋肉が伸びなくなった状態がコリ、すなわち筋疲労になります。この状態が長く続くと身体が悲鳴を上げ、結果、痛みになるのです。

 

具体的な症状と予兆

何気なく動作をしたときに、腰から背中付近にかけて痛みが出ます。人によって、表現は違いますが、「びーんと電気が走ったような」「ズキンとした」等。ぎっくり腰をやった直後はまだそろりそろりと何とか動けますが、時間の経過と共に炎症が強くなり、痛みで動けなくなります。

予兆としては、「そう言えば、ここ何日か腰が重だるかった」「違和感があった」「少し痛みがあった」と来院された皆さん、共通して言われます。身体が悲鳴を上げる前のサイン、見逃さないでください。

病院での診断

ぎっくり腰で整形外科を受診すると、一般的にレントゲン撮影の後、筋筋膜性腰痛(きん、きんまくせいようつう)とか腰椎捻挫(ようついねんざ)と診断がつけられると思われますが、重度のヘルニアでは手術が必要になる場合があり、MRI画像診断でわかります。

筋膜とは、筋肉を包み込んでいる膜で、皆さんも見たことがあると思いますよ。そうです、牛や豚のブロック肉、鶏のもも肉についている白い膜です。その膜の断裂による痛みといわれてます。この場合はそれほど心配する必要はないです。この場合、整形外科での治療は湿布と痛み止めを処方され、筋肉に関してアプローチはしませんので、時間の経過を待つだけになると思います。

椎間板ヘルニアの説明をします。

背骨は一本のつながった骨ではなく、一つ一つの骨の連結で構成されていて、椎間板とは骨と骨の間にあるクッションの役割を果たしている繊維軟骨です。ゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む水分に富んだ繊維輪から構成されていて、その繊維輪が飛び出して神経に触れ痛むのです。

椎間板をお饅頭に例えると、お饅頭を上下から両手で押しつぶしていったときに、皮の柔らかい部分が潰れて横に飛び出してきた状態がヘルニアです。そして横に飛び出した皮が神経を圧迫して痛みを起こします。

お饅頭の皮が破れて中のあんこ(ゼラチン状の髄核)が飛び出して神経に触った状態になると手術が必要になってきます。この場合、激痛で動くことは困難です。重度のヘルニアが原因のぎっくり腰は入院が必要になるケースもあり、整形外科での受診をお勧めします。このようなときは、今までに経験したことのない、異常な激痛を感じることでしょう。

当院での治療方法と症例

ぎっくり腰の場合、患部に炎症を起こしていますので、そこの場所を触ることはしません。炎症を沈めるために冷却パックで冷やしその間に、状況によりますが、患部の遠いところの筋肉や、お腹の中の筋肉(大腰筋)を緩めていきます。

当院では今まで、数多くぎっくり腰の症例でコルセットの着用をお奨めしてきましたが、効果はいまいち感じられませんでしたが、コルセットの代わりにサラシを骨盤から上に、脇の下までがっちり巻いて、背部の筋肉に負担がかからないようにすると、皆さんの完治までの時間が高い確率で短縮され、楽になっていただけます。

ある方は、さらしを巻いた効果を「今までも、同じ痛み具合のぎっくり腰を何度かしてきたが、こんなに早く治るとは思わなかった」とうれしいお言葉をいただきました。

40代 Fさん(このときはまだ、補助的にサラシを巻く事はしていませんでした)

夫婦共働きで、家事を分担制で奥さんと協力して、子育てをしていらっしゃる本当に頭の下がる方です。

ある朝洗濯物を干そうと手を上に上げた瞬間、腰に激痛が走りしばらく動くことができず、時間の経過で少し動けるようになったので出勤したのですが、痛みで仕事どころではなく早々と早退し家に帰ってから動けなくなってしまい、病院に行くとヘルニアの診断が。

結果覚悟を決め2週間会社を休みこの間、家族の車で送迎してもらいながら来院され最初の1週間はほぼ毎日、これは痛みがひどいために、患部から遠い部位から少しづつ筋肉にアプローチして、緩めていくことしか出来ませんでした。

翌週は痛みの度合いを1から10段階で数値化して、最初に来院された時の痛みのマックス10として、「今はどのくらいの数字ですか」と聞きながらの治療でした。

痛みの、数字が小さくなるにつれて、患部に近いところの筋肉を緩め、一日おきの治療から二日おきにとに痛みの緩和で変わっていきます。最終的に1ヶ月くらいで良くなりました。

完治してからのFさんは、「もうあの痛みは、二度とごめんだ」と今では月に1回のメンテナンスで来院され、身体のチェックをして筋肉にたまった疲労を除去し、痛みの出ない身体作りをしていただいています。

この5月の連休にはトータルで300キロ近くロードバイクを楽しんで勿論、その後に来院され筋肉の疲労度をチェックし安心して帰っていただきました。

自分でできること

日々の、運動とストレッチはとても大事です。身体を動かした後はストレッチで、縮んだ筋肉を、無理なく伸ばしましょう。

運動をしなくても、デスクワークで座りっぱなしでは、首、肩、背中、腰の筋肉が縮んでいます。寝る前に、軽く腰をひねるだけでも変わってきます。

「継続は力なり」皆さん、痛みの出ない身体作りを目指しましょう!

腰に違和感、痛みがあり不安の方は、どうぞ治療院よしぐちまでお電話ください。

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