妊婦さんの腰や骨盤の整体もご相談下さい
当院に通われているお母さんから、妊娠した娘さんの腰痛や骨盤の調整を頼まれることがあります。患者さんとの信頼関係があれば、妊娠月数にかかわらず診ています。ただ、当院に全く初めて来られる患者さんの場合は、妊娠5ヵ月（16週）からとしています。出産前は出産間近ギリギリまで施術できます。出産後は、お母さんの身体のために骨盤矯正の整体が必要です。
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妊婦さんの腰・骨盤の整体も行っています
治療院よしぐちでは、妊婦さんのため、腰痛や骨盤調整など整体治療を行っています。
お母さんから妊娠した娘さんのケアを頼まれる
当院が自由が丘で開業したのが1996年のこと。自由が丘は賑やかな街ですが、住宅地でもあります。ご家族で通って下さる方が多く、お母さんから「妊娠している娘の腰が痛いと言っているが出来ますか」などと相談があります。
妊婦さんの施術は、このように、お母さんから娘さんを紹介されることが多いです。
患者さんとの信頼関係がある時は妊娠月数にかかわらず診ています
長年、お母さんを診させていただいていますので、妊娠している娘さんの紹介をうけたときには、妊娠月数にかかわらず診させていただきます。
これは、お母さんを始め、ご家族の方と治療院と信頼関係が出来ているからです。直ぐにきていただきます。
妊娠初期には、まだお腹が大きくなっていないので、うつ伏せの施術になり腰痛の出ている周辺をマッサージしていきます。しかし、うつ伏せでの施術に抵抗がある方や、お腹が大きくなってきてうつ伏せがきつくなってきた方には横臥位（横向き）で施術が可能です。
腰回りの筋肉を緩めて、痛みの原因が骨盤の歪みでしたら骨盤調整をします。
妊娠5ヶ月を過ぎた頃、骨盤調整をして骨盤が正しい位置に納まっていると、赤ちゃんは、ベッド（子宮）の居心地が良くなったのかよく動いてくれます。
妊婦さんの整体の基本は妊娠5ヵ月（16週）から
当院にかかるのが全く初めて妊婦さんの場合、お問い合わせがあったときには、妊娠月数をお聞きして、一般的に言われている安定期に入った妊娠5ヶ月（16周）を目安に診させていただきます。これは、胎盤が完成して流産のリスクが軽減され、母子ともに安定してくる時期と言われているからです。
お腹が大きくなると腰痛になる方が増えます
また、5ヶ月を過ぎると赤ちゃんも成長して、お腹が大きくなってきます。お腹が大きく前に出て来ると、重心が移動して腰から背中の筋肉に負担がかかって、痛みを訴える妊婦さんが多くなってきます。
偏ってしまった身体のバランスは自分では気がつきにくいものです。バランスを取り戻すのには、マッサージで全身の筋肉を緩めます。マッサージにはもう一つリラックスさせる効果があります。自律神経（交感神経、副交感神経）の緊張を取り除いて、よく眠れるようになります。
以前、妊娠7~8ヶ月の妊婦さんが右側の背中（肩甲骨の下辺り）の痛みがあり来院されました。この方の原因は、身体の癖で知らずに身体の右側を多く使ってバランスを崩し、背中の筋肉に負担をかけて痛みがでていました。
筋肉が硬く凝った状態でしたが、横向きでのマッサージで筋肉を緩め、硬くなった筋肉側の背骨の可動性をつけ治療を終了です。2~3回の治療で痛みは消失しましたが出産までの間、骨盤を整えるために通院していただきました。
出産前いつまで整体を受けられますか？
「出産前いつまで整体を受けられますか？」とよく聞かれるのですが、出産間近ギリギリまで可能です。
当院では身体に無理のない治療をしていますので、来院されることに不安がなければ出産間近でも問題なく施術させていただいています。
以前、こんなことがありました。
来院されていた方の紹介で、その方の姪御さんに当たる方が通って来られるようになりました。妊娠7～8ヶ月で、少し遠いですが埼玉からです。やはり、お腹が大きくなったことで重心が移動して負担がかかって腰痛になっていました。
出産前に軽い運動として歩くことは身体にとって必要ですよとお話ししたら、毎週通ってくれました。予定日近くになり、腰痛も改善されたので「少し遠いので、こちらに来るまでに何かあってもいけないので、次回は出産後に身体・骨盤等のケアをさせていただきます。赤ちゃんに会えるのが楽しみですね」とお話しして一度治療を終了しました。
ところが、ある日突然、治療院に来られました。
聞いてみると「予定日は明日です」とこちらが驚く返事が返ってきました。翌日に予定日を控え、ご主人は仕事に行ってしまい一人でご自宅にいて、不安になったのでしょう。初産ですので無理もないことです。
不安や緊張は身体に大きなストレスがかかり、血流を悪くして肩、背中の筋肉を硬くします。
腰痛は改善されていたので、背中を中心に軽いマッサージで気持ちが落ち着くように施術をして後ろ姿を見送りました。
あのときのお子さんは、すでに成人しています。
出産後は骨盤矯正の整体が必要です
出産は女姓にとっては大仕事です。出産により大きく変化したお母さんの身体には大きな負担がかかっています。妊娠前の身体に戻っていく過程がすごく大切になります。
妊娠・出産のために骨盤が拡がりますが、出産後にもとに戻っていきます。このときに無理をしますと、骨盤が歪んだ状態で戻りが悪くなってしまい、太りやすくなったり、身体の不調の原因を作ってしまう可能性があります。
昔から「産後の肥立ち」が悪いと言われているのも、産後に身体を休ませなければいけない時期に無理をしたことが原因になります。
当院では、産後の骨盤が正しく戻るお手伝いをさせていただいています。
出産後なるべく早く始める
出産後、自分では気がつきにくいですが身体は疲れています。身体が落ち着いてきたら、なるべく早く来ていただくのが理想です。
授乳時の姿勢も、不自然になりがちです。腰を先ずほぐして、肩、背中、首とマッサージしていき最後に骨盤調整をします。
骨盤調整をした後は、骨盤を安定させるためにガードルを使用してもらいます。
出産後、きついガードルを敬遠される方もいますが、緩んだ骨盤を矯正して安定させ、出産前の身体に戻すためにも是非、使用をお勧めします。
どうぞ、しっかり養生をして出産後の生活を大切に、赤ちゃんの小さい時期はあっという間に通り過ぎていきます。その一瞬を大切に赤ちゃんに愛情をたっぷり注いであげてください。そして、楽しんで子育てをしてくださいね。
以前、出産前の骨盤調整と出産後の骨盤調整という記事も書いています。そちらもご参考にしてください。
子育てにとても役立つ本をご紹介します
最後に、今現在、子育てをされている方、これから子育てをされる方におすすめの本をご紹介します。大変、参考になると思います。
「自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全」（七合診療所所長 本間真二郎 著 大和書房）
朝日新聞デジタルで本間先生の紹介記事があります。興味のある方はご覧ください。
西洋医学の医師ですが、西洋医学的な考えや現在常識として考えられていることにとらわれずに、どのようにすれば子ども達が健康で楽しく生きられるかを書いてある本です。
私も同じ考えで共感しています。是非、読んでみてください
妊婦さんで腰痛にお悩みの方、治療院よしぐちまでご相談ください。ご連絡お待ちしています。
自由が丘駅南口徒歩3分 奥沢駅徒歩5分の整体治療院です。
